日勤の場合、介護士は出勤するとまず夜勤担当者からの引き継ぎを受けます。利用者の状態や注意事項、当日しなくてはいけないことなどを知らされます。たいていはスタッフでミーティングを行って、引き継ぎの後に日勤者でそれぞれの仕事の分担などを話し合います。その後、利用者の体調チェックや、施設によっては朝食の介助をします。そして、入浴介助や排せつ介助など、それぞれのニーズに合わせてケアをしていきます。部屋が空きますので、そのタイミングでベッドのシーツの取り換えや掃除などをします。そうしているとお昼の時間になりますので、昼食の配膳などの準備をしてから食事の介助をします。昼食後は服薬のサポートや口腔ケアをしていきます。
午後は休憩後に、おやつを食べてもらったりレクリエーションをしたりすることが多いです。その合間を縫って、様々な書類を作成していきます。そのため、お部屋や食堂、レクリエーションルームと事務室を行ったり来たりすることが多くなります。夕方には、施設によっては夕食の準備や配膳、食事介助などを行います。そして、申し送り書類や日報の作成をします。そうこうしているうちに夜勤担当者が来ますので、申し送りをしてから退勤となります。デイサービスなのかステイをしている施設なのかによって、食事介助をする回数や部屋の掃除やベッドメイキングの有無などに多少の違いはありますが、一日の仕事の流れとしてはこうしたケースが多いです。